Milk of sadness
悲しみのミルク
’80年から20年続いたペルー内戦を背景に、メイドとして働くひとりの若い女性の目を通して、辛い過去を抱えながらも希望を見出していく人々の姿を描いていくヒューマン・ドラマ。‘09年のベルリン映画祭で金熊賞(最高賞)を受賞した注目作で、監督は2010年ノーベル文学賞を受賞した作家マリオ・バルガス・リョマの姪でもあるクラウディア・リョサ。
ストーリー
身重の身で凌辱され、目の前で夫を惨殺されたという、ペルー内戦中のあまりにも悲惨な過去を持つ老婆が息を引き取った。その娘ファウスタは、母の恐怖や苦悩に捉われ怯え、ひとりで外出することも出来ないでいた。そんなファウスタはある奇妙な行動をとるように。
キャスト
[監督][製作][脚本]クラウディア・リョサ[製作]アントニオ・チャバリアス/ホセ・マリア・モラレス[撮影]ナターシャ・ブレイア[美術]パトリシア・ブエノ/スサナ・トレス[音楽]セルマ・ムタル[出演]マガリ・ソリエル/スシ・サンチェス/エフライン・ソリス/マリノ・バリョン
コピーライト
(C)Courtesy of Wanda Vision