The torn woman
引き裂かれた女
’10年9月にこの世を去ったヌーヴェル・ヴァーグの巨匠クロード・シャブロル監督。彼が20世紀初頭のアメリカで実際に起きた情痴犯罪事件をヒントに発表した傑作。愛くるしい顔立ちのお天気キャスターをヒロインに、プレイボーイの老作家とブルジョアの青年が繰り広げる恋愛劇をエロチックな心理描写でサスペンスたっぷりに見せる。
ストーリー
作家のシャルルは、TV局でガブリエルと目が合い、その浮気心に火がつく。一方、父の遺産を相続し、毎日を遊んで暮らすポールも彼女に目をつける。ふたりの男に愛されるガブリエルは、思い込みの激しさゆえ歪んだ恋愛関係に溺れ、やがて自分を見失っていく。
キャスト
[監督]クロード・シャブロル[製作総指揮]フランソワーズ・ガルフレ[製作]パトリック・ゴドー[撮影]エドワルド・セラ[美術]フランソワーズ・ブノワ=フレスコ[音楽]マチュー・シャブロル[出演]リュディヴィーヌ・サニエ/ブノワ・マジメル/フランソワ・ベルレアン/マチルダ・メイ/キャロリーヌ・シオル/マリー・ビュネル/ヴァレリア・カヴァッリ/エチエンヌ・シコ/トマ・シャブロル/ジャン=マリー・ヴァンラン/ディディエ・ベニュロ/シャルレー・フケ/ユベール・サン=マカリ/エドワール・バエル
コピーライト