Baravent
バラベント
今年で没後30年を迎えるブラジルの伝説的な映画作家グラウベル・ローシャ監督が、1962年に発表した処女作が日本初公開。奴隷の集積地であるブラジル北東部の素朴な村を舞台に、都会から戻ってきた青年が、村を巣食う民間信仰や貧困の原因である社会的・政治的な因習や、抑圧から村人を解放しようともくろむ姿を力強いタッチで描き出す。
ストーリー
アフリカからの黒人奴隷文化に根ざした漁師たちが暮らす海岸の村に、以前村を出た漁師仲間の青年が戻って来る。彼は絶望的な貧困をもたらしている政治的かつ社会的な抑圧から人々を解放しようとするが、そのせいで村にはさまざまな波が押し寄せ……。
キャスト
[監督][脚本]グラウベル・ローシャ[製作総指揮][製作]ロベルト・ピレス[製作]ブラーガ・ネット/レンクス・シンドラー/デヴィッド・シンガー[脚本][撮影]トニー・ラバトニ[脚本]ルイス・パウリーノ・ドス・サントス/ジョセ・テレス[美術]エリオ・モレーノ・リマ[出演]アントニオ・ピタンガ/ルイザ・マラニョン/ルシー・デ・カルバーリョ/アルド・テイシェーラ/リジオ・シルバ
コピーライト
(C)GRUPO NOVO DE CINEMA E TV